歯周病治療
- HOME
- 歯周病治療
メンテナンスに
1時間ほど時間をかけて、
ていねいにお口のケアを
行います
歯周病は、進行すると歯を失うリスクが生じる病気です。そのため、メンテナンスを通した早期発見・早期治療がとても重要となりますので、しっかりと定期検診を受けて歯周病を食い止めていきましょう。
当院のメンテナンスでは、クリーニングと説明を含めて1時間ほどのお時間を設けています。長めに時間を取り、お口の写真やレントゲン画像などの資料を用いながらご説明する方針です。また、お口の状態を知るために唾液検査（※）も行います。
年齢を重ねていくほど、虫歯よりも歯周病で歯を失ってしまうリスクが高まります。メンテナンスはお口の状態に応じて3カ月から半年に一度のペースでご案内していますので、ぜひ継続していただければ幸いです。
※自由診療です。
歯周病とは
歯周病とは、歯ぐきや歯を支える骨などの組織が炎症を起こす病気です。主な原因は歯垢と歯石による歯周病菌の感染です。
歯周病には歯肉炎と歯周炎の2つの形態があります。
・歯肉炎は歯ぐきの炎症で、歯ぐきの腫れや出血が特徴です。
・歯周炎は歯肉炎が進行して歯を支える組織にまで炎症が及んだ状態で、歯を失う原因となります。
歯周病のリスクを高める要因には、喫煙やストレス、不適切な歯科衛生管理、遺伝、全身疾患などがあります。
予防や治療には、定期的な歯科検診と歯石の除去、適切な歯磨きや歯間ブラシの使用、喫煙やストレスの管理が重要です。進行した歯周病の治療には、歯周病菌を除去する歯周病治療が必要です。
歯周病予防
歯周病の進行を防ぐためには、日々のブラッシングでお口の中を清潔に保つことが重要です。
当院では、歯科衛生士によるクリーニングに加え、ブラッシング指導なども行っています。セルフケアで気になることがありましたら、ご相談いただければ幸いです。
また、患者さまの生活習慣に合わせた食生活のアドバイスなどもいたしますので、ぜひ当院と一緒に歯周病予防に取り組んでまいりましょう。
歯周病の治療
歯周病の治療では、歯石を除去するためのスケーリングや、歯周ポケット内の歯垢を取り除くSRP（スケーリング&ルートプレーニング）という処置を行っています。また、基本治療では改善が難しい方や、症状が重度に至ってしまっている方に対しては、外科的な処置を行う場合もあります。
これらの処置を通じてしっかりとお口のケアをすることで、歯周病の進行を防ぎ、将来的に少しでも多くの歯を残せるよう努めます。
スケーリング
歯石とは、歯面に付着したプラークに、唾液中のリン、カルシウムが混じって石灰化したものです。表面は粗造でプラークが更に付着しやすいような構造をしており、歯に強固に付着しています。そして強い病原性を持っています。スケーリングでは、主に超音波スケーラーやキュレットスケーラーを使用して取り除き、歯の表面をつるつるの状態にします。そして、プラークが付着しにくい状態にします。
SRP
歯周ポケットの内部に沈着した歯垢を、器具でキレイに掻き出す治療です。
歯茎の炎症を治めることで、歯周ポケットを浅くすることができます。
SRP
歯槽骨の破壊が大きく歯周ポケットが深いような箇所は、スケーリングだけでは歯石を取り除くことが不可能です。このような場合は、歯肉を外側に開いて歯根を露出させ、細かい部分まで歯石を取り除きます。歯茎を切開して骨から剥離させ、直視下で歯石や感染しきった歯茎を取り除き、残った健康な部分を縫い合わせます。
